中西雄一「ものがたり」
さずかりのカタチ
2022年11月2日(水) 〜 6日(日)
11:00−19:00 最終日は16:00まで
2022年3月に三重県立美術館県民ギャラリーにて開催された大規模な展示を弊社ギャラリーサイズに再構成して頂きました。ぜひ、ご高覧ください。
「はじめに人間ありき」。
つまり、人と人との関わりが出発点だった。
前衛陶芸家・林克次との際遇が、中西雄一の現在を形成した。
父の故・中西紀和は、病魔に立ち向かう療養中に林と巡り合い、異色の陶芸活動を繰り広げた。
それまで自己表現が苦手だった雄一は、父の手伝いをしているうちに「やきもの」に興味を持ち、創作意欲を触発され、異能を開花させた。
林との際遇から15年目の春には、東京で個展を開くに至った。ここに展観する「想いの赴くまま、素材に拘らず、可能性を追求する」作品群は、雄一の目指す「芸術」への一過程である。
空は空との間で「空間」を生み、時と時が「時間」となる。人は人と関わり合って「人間」になる。中西雄一と林克次の際遇こそ「縁は異なもの味なもの」である。 M
中西雄一
1982年3月19日 鈴鹿市に生まれる
2013年5月 「空へ・・」▪️小山田美術館(四日市市)
2015年6月 「才山の里のものがたり」▪️小山田美術館(四日市市)
2016年5月 第67回みえ県展・工芸部門『岡田文化財団賞』
2017年5月 第68回みえ県展・工芸部門『最優秀賞』
2017年11月 「モ・ミ・ノ・チ・カ・ラ」▪️小山田美術館(四日市市)
2018年5月 第69回みえ県展・工芸部門『優秀賞』
2019年4月 第3回瀬戸・藤四郎トリエンナーレ『入選』
2020年2月 「あるがままに・・」▪️ぎゃらりいたねから(東京都渋谷区)
中西雄一展
あるがままに...。
2020年 2月26日(水曜日)~3月8日(日曜日)
OPEN 11:00~19:00(最終日は17:00迄)
休廊日 3月1日(日)・2日(月)
◉ 2 月26・27日、3 月 6・7・8 日の 5 日間、15:00から作家在廊。
小さい頃から「ものづくり」が好きだった。
いろんなものを組み合わせたり、足したり、引いたり...。
時には土をこね、火を加えたりもする。
素材はなんでもよかった。
でも捨てられるものや役目を終えたものには、
つい目がいってしまう。
中 西 雄 一 なかにし ゆういち
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1982年 3 月19日 三重県鈴鹿市に生まれる。
2013年 5 月 「空へ...」中西雄一展 ◎小山田美術館(四日市)
2017年 5 月 第68回みえ県展・工芸部門【最優秀賞】黒陶・沈〈じん〉
2017年11月 「モ・ミ・ノ・チ・カ・ラ」中西雄一展 ◎小山田美術館(四日市)
2018年 5 月 第69回みえ県展・工芸部門【優秀賞】黒陶・浮現〈ふげん〉
2019年 4 月 第 3 回瀬戸・藤四郎トリエンナーレ【入選】黒陶・兆〈きざし〉
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三重県鈴鹿市石薬師町 2581-2