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ENOMOTO 2022

緒方直青 展

の子は踊るよ

2022年11月23日(水・祝) 〜 27日(日)

11:00−19:00 最終日は16:00まで

 時が移ろっても古びそうにない言葉を紡ぐある物書きの言葉に「神の子はみな踊る」と言うのがあって、ずっと心に巣くっている。

 子供の頃から踊りや踊るような身振り手振りに畏敬に近い眼差しをむける自分に気づいてはいた。

 この夏、思うようになってくれない絵が、消しては描き描いては消していたらいつか湿り気のある草原になっていた。描き初めの光景とあまりに違うので呆れて眺めていると、奇妙なもの達が踊り出した。戸惑いながら描き止めている時ふと感じた。踊るのは神と真っ直ぐ繋がるものなのかも知れないと。

 私の神は宇宙の揺らぎ、ひずみ、破れ目、多分ムーブメントとかエネルギーのようなもの、この世の私たち全てのゆりかご、縁の運び屋。

 神から遠くはぐれてしまって、自分のものではないものをいつまでも欲しがる寂しい迷子にならないように、100才のおばあさんになっても時々密かに踊っていよう。(緒方直青)

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2022年3月に三重県立美術館県民ギャラリーにて開催された大規模な展示を弊社ギャラリーサイズに再構成して頂きました。ぜひ、ご高覧ください。

中西雄一「ものがたり」

さずかりのカタチ

2022年11月2日(水) 〜 6日(日)

11:00−19:00 最終日は16:00まで

「はじめに人間ありき」。つまり、人と人との関わりが出発点だった。

前衛陶芸家・林克次との際遇が、中西雄一の現在を形成した。

父の故・中西紀和は、病魔に立ち向かう療養中に林と巡り合い、異色の陶芸活動を繰り広げた。

それまで自己表現が苦手だった雄一は、父の手伝いをしているうちに「やきもの」に興味を持ち、創作意欲を触発され、異能を開花させた。

林との際遇から15年目の春には、東京で個展を開くに至った。ここに展観する「想いの赴くまま、素材に拘らず、可能性を追求する」作品群は、雄一の目指す「芸術」への一過程である。

 

空は空との間で「空間」を生み、時と時が「時間」となる。人は人と関わり合って「人間」になる。中西雄一と林克次の際遇こそ「縁は異なもの味なもの」である。  M

中西雄一

1982年3月19日 鈴鹿市に生まれる

2013年5月 「空へ・・」▪️小山田美術館(四日市市)

2015年6月 「才山の里のものがたり」▪️小山田美術館(四日市市)

2016年5月  第67回みえ県展・工芸部門『岡田文化財団賞

2017年5月  第68回みえ県展・工芸部門『最優秀

2017年11月 「モ・ミ・ノ・チ・カ・ラ」▪️小山田美術館(四日市市)

2018年5月  第69回みえ県展・工芸部門『優秀

2019年4月  第3回瀬戸・藤四郎トリエンナーレ『入選

2020年2月 「あるがままに・・」▪️ぎゃらりいたねから(東京都渋谷区)

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アーティスト:

テーラーコフジによる、

ポップアップイベント。

< ---ONE--- >

 

10/14(Fri.) 〜 16(Sun.)

11:00−19:00 (最終日は17:00まで)

 

テーラーコフジ:

唯一無二の丸いネクタイ「Qタイ」の制作を続けています。

Qタイは、それぞれ西陣織(シルク)、丹後シルク、革、綿、麻など厳選された高品質の素材を使用して、職人の技によって丁寧に作られています。

 

今回のポップアップイベントのテーマは「ONE」。

世界でたった一つだけのQタイをご用意させて頂きました。

「 ONE」にてQタイを直に見、その世界観を堪能していただきたく、ご案内いたします。

 

テーラーコフジ作品「Qタイ」は、

東京2020パラリンピック閉会式 ダンスパフォーマンス衣装提供に選ばれました。

 

その他、展示実績

◾︎関東 大手百貨店 10店舗

•東急ハンズ タカシマヤ タイムズスクエア新宿店

•横浜そごう

◾︎関西 大手百貨店 15店舗

•阪急うめだ本店

•ジェイアール京都伊勢丹

•心斎橋大丸

•ルクア大阪

◾︎九州 大手百貨店 2店舗

•阪急博多

•東急ハンズ博多

◾︎雑誌掲載 3社

◾︎テレビ取材 5社

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三島樹一 展

ーつながり、ゆく。ー

2022年 5月10日(火) ~ 5月15日(日)

●12:00~18:00(最終日は16:00迄)

 

尊い命のシンボルの「まめ」。そして生物は単独では生きられない。

15年間に及ぶ「まめ」の制作はここから始まりました。「まめ」をつないでいくと意外な結びつきがあって面白く、調和のとれたフォルムを愉しむことができる。ところが最近、驚愕の出来事で落ち着かない。戦争で次々と尊い命が奪われているのをみて心が痛む。人間こそが互いの違いを認め、心を通わせながら繋がりを大事にできるだろうに、そう願う日々・・。

 

今展では新作をたくさん展示します。

お喋りするまめたちをご覧いただけましたら幸いです。三島樹一

三 島 樹 一  略 歴

 

1949  北海道幕別町生まれ  

1973  岩手大学教育学部教育専攻科(美術)修了

    上京後、彫刻家 鈴木実に師事

1980  54回国展 新海賞 /東京都美術館

    第1回現代日本具象彫刻展(6,7回)/千葉県立美術館

1987  61回国展 会友優作賞 /東京都美術館

               第21回現代美術選抜展 /文化庁

1989  足立区野外彫刻コンクール入賞 (東京)

1990  個展 /みゆき画廊(東京)

1992  個展 /みゆき画廊(東京)

1993  盛岡彫刻シンポジュウム企画個展 /彩園子画廊(岩手)

1999  個展 /日本橋ちばぎんアートギャラリー(東京)

2004  個展 /忠類ナウマン象記念館(北海道)

2009  個展 /村松画廊(東京)

2011  第10回あさご芸術の森大賞展 /あさご芸術の森美術館

2012  第1回あさごアートコンペティション

               優秀賞 /あさご芸術の森美術館

2014       第3回あさごアートコンペティション

               大賞 /あさご芸術の森美術館

2015       公募団体ベストセレクション美術2015 

               /東京都美術館    

               個展 / 幕別町百年記念ホール (北海道)

2016       個展 / 帯広市民ギャラリー (北海道)

2019       個展 / いりや画廊 (東京)

2020       個展 / 東京ガーデンテラス紀尾井町(東京)

現在   国画会会員 日本美術家連盟会員

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榎本香菜子 展

ーミツバチの羽音は聞こえるかー

2022年 4月12日(火)~4月17日(日)

●12:00~18:00(最終日は16:00迄)

 

春になると庭にミツバチがやってくる。うららかな日差しを浴び、羽音を聞きながら花に水やりするのは心地よい。この世に花が存在しなかったら、どんなにか味気なく寂しいことだろう。

古代よりヒトはミツバチと共に生き豊かな食を得てきた。そのミツバチが減ってきている。作品のタイトルにもある「ハニカム(蜂の巣)の崩壊」とは単にミツバチのことだけを憂いているわけではない。世の中全体が、大きな欲望の渦の陰で均衡を失い、何かが崩れてきている。その音はだんだん大きく迫ってきているような気がするのだ。

 

ミツバチはそんなことも知らず、今日も明日も命を繋ぐために花から花へ、哀しき歓喜のダンス​を踊る。      榎本香菜子

作家コメント:個展に寄せて。

1951年 神奈川県横浜市出身

1966年 15歳より主体美術協会の故・森秀男氏に師事

1970年より主体展出品(‘76 ’77 ‘79年度佳作。’79年会員)

1972~‘74年 米国滞在

1976年 個展 シロタ画廊(銀座)

1977年 個展「ハローウィンの晩に」 ギャラリー・ヴィヴァン

1979年 個展「夜毎の旅」 シロタ画廊

1980年 文化庁現代美術選抜展  

1981年 今日のシュルレアリズム展・セントラル絵画館(高橋巌、横尾龍彦企画)

1982年 幻視の森展・セントラル絵画館(高橋巌、横尾龍彦企画)

1986年 トリックスター展・椿近代画廊企画(司修等と四人展)

1987~’91小品個展、グループ展多数

1992年 個展 櫟画廊(銀座)

1995年 個展「少年から」シロタ画廊 /絵本「なんてよぶの」福音館 出版

1998年 個展「ロシアの憂鬱」 シロタ画廊

2000年 絵本「なんてよぶの」韓国にて出版

2002年 個展「不安な散歩」シロタ画 /神奈川県美術展 U氏賞

2003年 絵本「ラファエラ」聖心侍女修道会より出版・清泉女学院副読本 (海外の修道会にも配布される)

2004年 主体美術損保ジャパン美術財団奨励賞 /「六洞展」夢松洞(鎌倉)

シックスセンス展 ギャラリー・ニケ(銀座)

2006年 個展 シロタ画廊 /損保ジャパン美術財団選抜奨励展・秀作賞

2007年 個展 画廊「楽」(横浜)

2009年 個展「闇に舞う声」 銀座スルガ台画廊

2011年 「梟の会・森秀男を偲ぶ三人展」 ギャラリー・アートポイント (銀座)

個展「うさぎ展」 夢松洞企画(鎌倉)    

2013年 個展「私も、うさぎ」 シロタ画廊       

2014年 都美術館企画・公募団体ベストセレクション展        

小品個展「蝸牛の夢」 Zaroff企画(渋谷/初台)

2015年 個展「MAZE」 画廊「楽」企画

2017年 個展「声なきものたち」シロタ画廊

映画をめぐる四人展 Zaroff企画

2018年 蜜蝋転写画/四人展 ギャラリー砂翁企画 (日本橋)

 「セルゲイ君のベラルーシ」写真展+小品展  画廊「楽」

2020年 個展「ミツバチの羽音は聞こえるか」 シロタ画廊

2021年 「KIZUNA2021」油画作家作品展/銀座スルガ台画廊企画 「一葉の手紙、もしくは書物へ」6人展Zaroff企画

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